吃音症を抱えている人がラクに生きるヒント

吃音症と”共生”し、吃音の悩みを乗り越えていくためのブログ

本当にやらなければいけないことなんてない

吃音の人は、自分に高い理想を持ち、

自分に実力以上の重荷を”自らに”背負わせて苦しんでいます。

 

吃音はコントロールできないのですから。

どもる自分を「責めなければいけない」理由はどこにもないのです。

 

 

どうしてもなりたい職業、やりたい夢がある人の場合、

吃音が”足かせ”になってしまうことは当然あることでしょう。

 

しかし、自分を無理に追い込む必要はありません。

 

 

こう考えてください。

 

 

・できる

・できない

 

 

ではなく、

 

 

・やりたいか

・やりたくないか

 

 

で考えるのです。

 

 

当たり前のようで、意外と見えにくいことですが、

やりたくないことはやらなくても全然いいのです。

(それでも、引きこもらずに、少しでも社会に出る努力はしていくべきだということは頭の隅に置いてほしいと思います。)

 

 

しかし、あなたが「やりたい…!」と思っていることに対して、

 

「でも吃音があるから無理だな…」

とは決して思わないで下さい。

 

 

自信が生まれてこないことにはこう考えて当然だと思うのですが、

 

吃音を「出来ない理由」にしてはいけません。

ここだけは、強く言っておきたいところです。

吃音のせいでやりたいことを諦めてしまうのは、本当にもったいないことです。

 

 

 

吃音はコントロールできませんが、

人生は自分でコントロールしていくという意思を持ってください。

 

やる覚悟さえ生まれれば、意外と何とかなるものです。

不安であれば、周りの人に相談してみるのがいいでしょう。

 

 

「私、○○をやりたいと思っているのだけど、吃音があるからできるかとても不安なんだよね。私にできると思う?」

「○○をやりたいのだけど、応援してくれる?」

 

 

きっとあなたが想像するよりも、前向きな言葉が返ってくるはずです。

 

 

やり始めが不安なのは、吃音者でなくてもみんな同じです。

 

一人で抱え込まずに、周りの人に相談し、

サポートしてもらうことを躊躇わずに、

自分のやりたいこと、なりたいことを諦めずに目指していきましょう。

 

 

自分の心に誠実に。

 

 

 

やりたいことがなければ、少しづつでいいので、

 

自分の〝天職〟

 

 

は言い過ぎかもしれませんが、

自分に合う仕事を探し続ける努力を日々していきましょう。

 

自分が、人のためにできることが見つかれば、

それは大きな自信」となるはずですから。

 

 

毎日少しづつでいいから行動していくのです。

自分にできることを考えて、一つ行動してみる。

それだけでいいのです。

 

 

 

本当にやらなければいけないことなんてないのですから。