反応しない練習をする
自信というものは、心の底から湧き上がってくるものであり、
そのためには、周りに振り回されずに、自分の行動をしていく必要があります。
これは、「何か行動を起こさなくてはいけない…」というわけなく、
自分が普段からしている行動(仕事、食事、運動、趣味など)をいかに集中して行うことができるかということになります。
私たちは、何か作業をしている時でもあらゆる思考を絶えずしています。
それが、その作業に必要なことだったら何も問題ないのですが、
明日、明後日の近い将来のことで悩んだり、
「嫌なあの人」、「かわいそうな自分」と過去の出来事を嘆いたり、
今考える必要はないけれど、ついつい込み上げてくる感情があり、
作業の集中が途切れると余計なことを考えてしまうのです。
ならば、私たちに足りないものは”集中力”でしょうか?
いいえ違います。
もちろんその作業にどれだけの熱量をかけているかによっても変わってくるところがあるにはありますが、
どんな作業に対しても、共通して必要なことがあります。
それが、「反応しないこと」です。
私たちは、余計なことを考える前には、必ず何かしらに反応しています。
例えば、
上司に怒られたり、
同僚の成果、頑張りに劣等感を感じたり、
周りのひそひそ話が気になったり、
これらは全て、他人に反応していると言ってよいでしょう。
もし仮に、世界に自分一人だけだとしたら(生活が成り立たないとかは置いておいて)、周りに反応して余計なことを考えることはきっとないでしょう。
他人についつい反応してしまうこと。
それによって集中力が切れて作業効率が落ちるどころか、
余計な悩み、ストレスを抱えてしまい、精神的にも辛くなってしまいます。
では、反応しないようになることは可能なのでしょうか?
結論から言うと、できます。
即効性のある解決法はありませんが、毎日の積み重ねで、極力「反応しない心」を形成することはできます。
今現在、他人に反応しすぎて辛くなっているのでしたら、
是非私と一緒に「反応しない練習」をしていきましょう。