吃音症を抱えている人がラクに生きるヒント

吃音症と”共生”し、吃音の悩みを乗り越えていくためのブログ

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

吃音者は自信が無くて当然

吃音者は、吃音生活を続けていく中で、 自信を少しづつ失っていく傾向があります。 同じような能力を持っている非吃音者がいるとして、 吃音者の人は、その人よりも自信を持てないことがほとんどでしょう。 ”自分の能力に関係なく”、自分を卑下してしまうの…

吃音症を抱えながらも懸命に生きる美しさ

吃音症に悩み、苦しみを感じつつも、 それでも、私という人生を全うしようとする姿勢はとても美しいものです。 悩み自体は、個人的な問題になるので、 吃音に悩んでしまうことに対して、自分は小さいと思ってしまうかもしれません。 しかし、それは違います…

不快感を肯定していく

吃音の悩みはそう簡単に消えるものではありません。 正しい知識を得て、 前向きに生き始めることができても、重要なのはそこからです。 吃音は自分の”コントロール外”にありますから、 どもる自分を肯定しようとしても、中々上手くいかないことが多いです。 …

弱さは汚点ではない

吃音症は話すコミュニケーションに支障をきたす障害ですから、 ある意味”弱点”であることは間違いありません。 まずは、「自分には吃音という弱点がある」ということを、自覚することが大切です。 それが、自分を受け入れるということですから。 自分の弱さ…

「話す必須性」とどこまで向き合っていくべきか

話さないと伝えられない 自分を「表現」できない 喜び合うことも、悲しみ合うことも ケンカし合うことすら叶わない だから、どうしたって「話す」ことは必要。 私たち人間は他者と”会話”を通してコミュニケーションをとることで、 意思疎通をし、協力し合っ…

隠そうとしなくていい

吃音者はとにかく自身のどもりを「隠そう」とします。 そして、自分が吃音者であることを他者に隠そうとし、 自分自身ですらも吃音を受け入れられていない人がほとんどです。 他者と比較して、上手く話せない自分を否定してしまうのはなぜなのでしょうか? …

過去は存在しない

吃音者であれば、 どもって上手く話せずに、苦い思いをしたり、恥をかいたり、 強いショックは”トラウマ”として、 あなたの心に深い傷として刻まれていることでしょう。 私にも、ずっと忘れることが出来ない、 「学生時代に、大勢の前で盛大にどもって笑われ…

生きる価値がない?

吃音という障害は、とても苦しく、 向き合い方を違えると、”自己否定”の渦に飲み込まれてしまいます。 「どもって上手く言葉を発せない自分は”劣等人間”だ。 そんな自分が生きる価値があるのか。 自分が孤独感に苦しむだけで、 誰かの役にも立たない。 しか…

正しい知識③-吃音の自然回復

吃音の自然回復 多くの吃音者は、吃音の症状を軽減させるためのテクニックを駆使して、 どもらないための努力をしています。 具体例としては、 ・挿入…「ありがとうございます」→「どうもありがとうございます」 ・言い換え…「ご飯食べたよ」→「食事したよ」…