自分の特異性を自尊する
あなたは、自分が吃音症であるために、
他の人と違う*性格・行動をとることに”劣等感”や”孤独”を感じたことはありませんか?
(*ここでいう性格とは、「人格」のことではなく、あくまで現時点のあなたの「生活態度」のことを指します。性格はより良い形に改善していくことができますので、あまり深く考えなくても大丈夫です。)
・いつも人の顔色を伺う。
・いつも誰かに見られている気がして、おどおどしてしまう。
・知らない人に気軽に話しかけれない
・心配性で、中々行動できない。
・悲観的でネガティブ思考になってしまう。
・神経質で、ちょっとしたことでストレスが溜まる
・些細な失敗が忘れられない
これらは、あなたが社会で生きる上で、
生き辛さを感じてしまっている原因になっていることでしょう。
しかし、これらは本当にあなたにとっての「短所」なのでしょうか?
冷静になって自分の性格を客観的に分析してみましょう。
人前で動揺したり、疲れてしまうのは、
あなたの「他人に対する思いやり」が人一倍強いからなのです。
心配性、神経質であるのは、
あなたが心の内で物事を深く考えることに長けているからなのです。
いいですか?
本当は、これらは決して<悪い性格・資質>ではないのです。
「自己肯定感が低い」ために、
あなたが自分自身を認めきれていないだけなのです。
あなたの性格だからこそ、深い人間関係を気づくことができたり、
大きなトラブルを未然に防ぐことが出来るのです。
それは、これ以上ないあなたの長所なのです。
自分の性格は、短所にも長所にもなりえます。
「私はこんな性格だからダメなんだなぁ…」
ではなく、
「私の性格を上手く活用していくためには、どのように生きればよいのだろう?」
このように考えると、自然と気持ちがラクになっていきます。
自分の性格を受け入れることができるようになると、
自分に自信がつき、
自分の長所を生かせるようになっていくはずです。
また、苦手なところも前向きに考えれるようになり、
「少しずつ改善していこう!」と
生き方を変えていくことができるようになっていくでしょう。
人は十人十色。みんな全く違います。
そして、違うことは尊いことなのです。
自分の特異性を自尊する努力をし、
前向きに生きていきましょう。